新型コロナ感染防止対策・試合における審判の動作について
関西ブロック認定、奈良県対応ビデオ
新型コロナウィルス禍における審判員の手順及び基本動作について
関西ブロック共通動作
はじめに
関西ブロック協議委員会にて、新型コロナウィルス感染防止を目的として制作したものです。
JDBA公式ルールに則り、一部の手順及び動作を感染防止対策の観点から変更を加えたローカルルールである。
試行段階であるため、内容については随時変更していく場合があります。
コロナ禍の中、審判員全員で競技ドッジボール運営のため、ご理解をお願い致します。
飛沫を防ぐために『電子ホイッスル』を使用します!
※電子ホイッスルは120dB以上のものを用意。
電子ホイッスルは、音の出る部分をプレイヤーまたはコートに向けて使用する。
電子ホイッスルは落下しないように、ストラップを手首に巻き固定する。
コールは普通に話す程度の音量ではっきりと行う。
先進は旗を使用せず、電子ホイッスルを旗と同様に扱う。
基本動作
〜主審〜
■タイムイン(内野選手)
手の動作:
ボールアップしているプレイヤーに電子ホイッスルを向け、音を鳴らすと同時に肘を90度手前方向に曲げる
音:「ピッ」
コール:なし
■タイムイン(外野選手)
手の動作:
ボールアップしているプレイヤーに電子ホイッスルをやや斜め上に向け、音を鳴らすと同時に肘を90度手前方向に曲げる
音:「ピッ」
コール:なし
■アウト・オブ・バーンズ
手の動作:
電子ホイッスルはコートに向け、腕は肩の高さで床と水平に伸ばす。反対の腕は「アウト・オブ・バーンズ」の統一基本動作に準じる。
音:「ピーッ」
コール:なし
■オフィシャルタイムアウト(主審)
手の動作:
電子ホイッスルはコートに向けて鳴らした後視界を塞がない様に目線よりやや下で、左(右)掌に右(左)手指先に当て「T字」の形を作る。
音:「ピーッ」
コール:「タイム」と話す程度の大きさではっきりと。
■ファール動作[動作のないもの]
手の動作:
電子ホイッスルを前方に向け、腕は肩の高さで床と水平に伸ばす。反対の腕は、天に垂直に上げる(掌は自分の体と同じ前向き)。その後、ファールを犯したプレイヤーに対してアウトと同様の動作を行う。
音:「ピーッ」手の動作と同時に長く鳴らす。
コール:ファール名をコールする。
■ダブルタッチ
手の動作:
ファール動作の後、ダブルタッチの動作を続けて行う。
音:「ピーッ」手の動作と同時に長く鳴らす。
コール:「ダブルタッチ」とコールする。
■ダブルパス
手の動作:
ファール動作の後、ダブルパスの動作を行う。
音:「ピーッ」手の動作と同時に長く鳴らす。
コール:「ダブルパス」とコールする。
■オーバーライン
手の動作:
ファール動作の後、オーバーラインの動作を行う。
音:「ピーッ」手の動作と同時に長く鳴らす。
コール:「オーバーライン」とコールする。
■ファイブパス、ホールディング、ヘッドアタック
手の動作:
・統一基本動作に準じる
音:「ピーッ」
コール:各「ファール名」をコールする。ヘッドアタックについては基本動作に準じる。
基本動作
〜副審〜
■動き方・姿勢について
基本統一動作に準じる
■判定について
・統一基本動作に準じる
・基本動作は主審に準じる
・副審のアウト・オブ・バーンズ
主審に続いてアウト・オブ・バーンズをする場合は、通常の基本動作を行う。
■アドバンテージ(〜 アウト・オブ・バーンズ)
手の動作:
ファール動作と同尾様に、電子ホイッスルを前方に向け、腕は肩の高さで床と水平に伸ばす。反対の腕は天に垂直に上げる。
音:なし
コール:なし
■オフィシャルタイムアウト(副審)
手の動作:
体の前方(やや上方)で電子ホイッスルを鳴らしながら扇錠に降り、インプレ―ゾーンに入る。
音:「ピーッ」
コール:センターサークル内で主審と同様T字を作り「タイム」
■オーバーライン
手の動作:
ファール動作の後、オーバーラインの動作を行う。
音:「ピーッ」手の動作と同時に長く鳴らす。
コール:「オーバーライン」とコールする。
基本動作
〜線審〜
■動き方・姿勢について
基本統一動作に準じる
■判定について
・統一基本動作に準じる
・基本動作は主審に準じる
・副審のアウト・オブ・バーンズ
主審に続いてアウト・オブ・バーンズをする場合は、通常の基本動作を行う。
■ワンタッチ
手の動作:
右(左)手に握った電子ホイッスルを頭上に上げ、電子ホイッスルの先端部に反対側の掌を当てる。
音:なし
コール:「〇番 ワンタッチ」とコールする。
■オフィシャルタイムアウト(線審のタイム要求)
手の動作:
体の前方(やや上方)で電子ホイッスルを鳴らしながら扇錠に振り、インプレ―ゾーンに入る。
音:「ピーッ」
コール:センターサークル内で主審と同様の「タイム」
■オーバーライン
手の動作:
ファール動作の後、オーバーラインの動作を続けて行う。
音:「ピーッ」手の動作と同時に長く鳴らす。
コール:「オーバーライン」とコールする。
試合の手順
試合開始@
サイド整列〜セットアップ
ポイント
センター集合はありません!
・コートに正対したまま挨拶を実施、その場で「セットアップ」のコールを行う。
・選手達をコートに入れ座らせる。
試合開始A
人数確認〜タイムイン
ポイント
ジャンプボールはありません!
事前に支配権を決めておきます!
・主審(副審)チームの内外野の人数を数え確認。
・確認後、副審はボールを持ったまま定位置へ移動。
・主審はセンターサークル内で線審@〜計時員の順にて各審判員のチェックを行う。
・主審はボールの支配権を指示する。
・主審は定位置に移動し、タイムインにて試合を開始!
試合終了
人数報告〜退場口誘導
ポイント
試合終了後の集合はありません!
選手たちはベンチに戻らず退場口へ!
電子ホイッスルを使用することで、動作の変更を行っています。各チーム内で審判練習をお願いします。
あくまでも関西ブロックが感染防止を目的で作成されたローカルルールです。運用の際はご注意ください。
何卒、ご理解とご協力をお願いします。